始まりは、1935年、アメリカのロサンゼルスから始まりました。貧しくておもちゃを買ってもらえない子どもたちが、おもちゃを盗んだりする事を知った校長が「おもちゃの貸出し」を始めたのが最初。そして、1963年、スウェーデンで障害のある子どもをもつママ友同士がおもちゃを交換したことから始まり、その後イギリスで大きく発展していったそうです。
日本では1975年頃からその動きが始まり、東京都三鷹市で第1号が誕生。それから全国的に展開し、ここ名古屋市では1985年に中村区からスタートしました。
運営はボランティアさんによるもので、名古屋市内には16ヶ所の「おもちゃ図書館」があります。もともとは障がいのある子どもたちの “遊べる場” をつくる事が主だったのですが、最近ではすべての子どもが自由に遊べ、おもちゃを借りたり、ママ&パパが交流できる場にもなっています。
今回取材した「おもちゃ図書館ともだち(北区)」では、毎月3回開催しており、多いときでは約50組近くの親子が参加しているとの事。ちょうど取材日はクリスマスの時期でイベントも開催されており、パパの姿もたくさん見かけられました。
利用の仕方はとてもシンプル!まずは、開催日に会場に行き、初めての場合は「利用登録申込書」に記入をします。あとは、沢山のおもちゃを自由に楽しんで、気に入ったおもちゃを借りたければ「貸出カード」に記入し借ります。流れはその名の通り、図書館と同じです。貸し出し期間は1ヶ月。借りなくても自由に遊ぶだけでOK!
ここ「おもちゃ図書館ともだち」で活動をしているボランティアさんは、20代〜80代と幅広い。子どもを連れて来ていたママがボランティアとして活動に参加したり、小さい頃「おもちゃ図書館」に遊びにきていた子たちが大きくなって参加したりと、運営する側も世代を越えてつながっています。
長く活動を続けている、林貴美子さん(82歳)と土屋清子さん(81歳)にお話をうかがいました。
林さんが活動を始めるきっかけとなたのは17年前にお孫さんが病気で亡くなった事。長期の入院中も高校生や大学生のボランティアさんが本当によく遊んでくれたのが嬉しくて、亡くなってすぐこのボランティアを始めたそうです。今も元気な林さんは月に3回、開催日には自転車で来ているそうです!
土屋さんは15年前、ボランティアをされてた知り合いからのお誘いがきっかけ。しんどくて何度もやめようとは思ったそうですが、周りのボランティアさんの強い協力で今も続けているとの事。お二人とも元気なうちはずっと続けていく事が目標!
毎月ここに家族で参加されている伊藤さんファミリーは5歳の男の子と2歳の女の子の4人家族。
パパは春日井市の出身でママは名古屋市。今は西区に住んでらっしゃるそうです。ママ友の紹介がきっかけでよく来るようになったそう。上の子が3歳頃からなのでもう2年近く、毎月きているそうです。
とにかくここは、広く、安全だし、おもちゃもたくさん。しかも無料なうえ、借りれる!一回くると2時間近くは楽しめるので “オススメ” と笑顔でお話してくれました。
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