口を開けると、ポッチリとした白い物が! 歯が生えてくると、虫歯や歯並びなど、色々なウワサが気になるように…。 虫歯菌ってうつるの? 指しゃぶりをしていると歯並びが悪くなるの? フッ素ってどんな効果があるの? などなど… 疑問だらけ! 今回は、予防歯科に力を入れ、ご自身も2歳のお子さんのパパである 「すぎうら歯科クリニック」の杉浦洋平先生に、子どもの歯について伺いました。

すぎうら歯科クリニック(中村区) 院長 歯学博士 杉浦洋平先生

びっくりされるかもしれませんが、赤ちゃんの歯のケアはお腹の中にいる時からスタートしてほしいのです。というのは、妊娠7週目には歯のもとである歯胚(しはい)が作られ始め、妊娠中のお母さんの健康状態や栄養状態が赤ちゃんの歯に大きく影響するからです。「出産前に歯のケアをしましょう」といわれるのには、きちんとした理由があるのです。生まれてからのケアとして、最初は歯が生え始めてきた頃に、濡らした清潔なガーゼでやさしく拭いてあげましょう。4本くらい生えてきたら歯ブラシを開始しましょう。ブラシは毛がやわらかく、ヘッドが小さめなものがいいですね。ゴシゴシと力を入れてみがく必要はありません。


歯みがきはどのようにするとスムーズなの?

乳児用デンタルフロス

時間帯や体勢を気にして行いましょう。歯みがきを嫌がる場合、ぬいぐるみやおもちゃなどで気をそらすのはいいですね。眠い時は嫌がることが多いので、その時間帯は避けましょう。正座をしてみがこうとすると子どもが身構えてしまうので、あぐらの方がおすすめです。仕上げみがきは対面でやってもあまり意味がありません。子どもを寝かせてやる方がよく、10歳くらいまでは仕上げみがきをするようにしてください。とくに歯と歯のすき間や、裏側などがよくみがけているかチェックしてあげましょう。可能であればフッ素入りの歯みがき粉(透明なジェル状のものや泡状のものがおススメ)を使いましょう。[写真は乳歯用のデンンタルフロス]


食後や寝る前のミルクなど、気をつけることは?

赤ちゃん,寝る前,ミルク

朝昼晩で特に気をつけたいのは夜です。寝る前にミルクや甘い飲み物を飲むと、非常に虫歯になりやすくなります。1歳6ヶ月頃には半分以上の歯が生えますし、この頃には奥歯も生えてくるので寝る前の授乳は控えたいところ(ちょうど卒乳する時期ですね)。ただし、お母さんと子どもの心のケアの問題もありますので、あまり神経質にならないことが大切です。
また、離乳食やおやつを食べた後などには、水やお茶を飲ませて洗い流してあげる事も効果的です。


虫歯菌って聞くけど、うつったり遺伝はするの?

治療中

虫歯菌の悪玉である「ミュータンス菌」は遺伝することはありません。「ミュータンス菌」の数や食生活、フッ素の使用状況で虫歯になるかが決まります。生まれたての赤ちゃんに虫歯菌はなく、周りの大人の唾液からの感染がほとんど(30歳をすぎるとほとんどの方が歯周病にかかっているのです!)です。大人が噛んだものをあげたり、お箸やスプーンを共有したりするのは3歳頃(乳歯がはえ揃い、しっかり歯みがきや予防ができる頃)までは控えましょう。とはいっても、それも子どもとのコミュニケーションのひとつです。まずは、ママやパパの歯のケア(虫歯がある、無いにかかわらず)をしっかりしましょう!


歯並びの善し悪しはいつ決まるの? 遺伝するの?

歯並びについて

歯並びの善し悪しは直接的には遺伝しません。しかし、あごの大きさや骨格は遺伝するので歯並びの遺伝的な要素は少なからずあります。それよりも、硬い物を食べなくなった昨今の生活習慣や虫歯の有無、指しゃぶりなどのクセを気にする必要があります。それが、歯並びの善し悪しに大きく影響するからです。でも、歯並びが悪いからといって悲観することはまったくありません。まだ骨の成長段階である乳歯の場合、本当に歯並びが悪いかどうかは判断ができないからです。前歯の永久歯が8本くらい生えてから(小学1〜2年生頃)でないと歯並びの善し悪しは決められません。ただ、3歳頃の段階では「受け口」だけは気をつけてくださいね


フッ素にはどんな効果がありますか?

フッ素について

フッ素は歯に塗ることによって歯質を強化し、虫歯菌が出す酸に強くなります。また、初期の虫歯を再石灰化で修復したり、菌の殺菌効果もあるので虫歯になりにくい歯をつくります。1歳6ヶ月頃から、3ヶ月に1度はフッ素をぬるとよいでしょう。歯みがきの難しい奥歯のみぞには、シーラントという固定式のフッ素がおすすめ。6歳臼歯が生えてきたらシーラントを塗るとよいですね。ただし、フッ素は虫歯をできにくくする効果はありますが、虫歯にならないわけではありません。正しいブラッシングでみがき残しがないよう、日頃のケアが何よりも大切です。


まだ歯が生えていない赤ちゃんの場合、周囲の大人が感染経路にならないよう大人が虫歯予防をしっかりすることが大切です。また、歯が生えてきてからは3ヶ月に一度を目安に定期検診を行ってくださいね。歯医者ではフッ素塗布のほか、正しいブラッシングの方法などを指導しますので、活用してみてくださいね。一緒に予防しましょう!

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